T・Nさん

「母が残した着物を自分で着ることができたら・・・・・」これが、教室に通うようになった私の一番の動機です。

最初は、ただ着物をうまく着ることだけを目指していた私でしたが、杉浦着物教室に通う中で、着物の奥深さや着ることの楽しさを知りました。

先生は私たち生徒の一人一人の良さを認め,ほめてくれながらも段階を踏まえ、丁寧に指導してくださいます。時にはユーモアも交え、ポイントを突いた指導に「あっ、なるほど!」と思わされることもしばしば。

また先生自ら、毎回TPOに合わせた着物姿で私たちを迎えてくださり、見るだけでなく手に触れさせて着物への理解を深めていくようにして下さることも私の楽しみの一つです。

良く耳にする、着物を買わされるという心配も全く無い中で、私たちは自由に様々な疑問を先生にぶつけます。それらをしっかり受け止めて、先生は答えてくださいます。

着付けのことはもちろん、着物の色や文様,織や染、小物の組み合わせ、所作等々、私の心の着物引き出しは、教室に行くたびに増えていくようです。

今まで、着物とはほとんど縁がなかった私でしたが、教室に通い始めて2年、小紋や二重太鼓も、ただ着たり締めたり出来るというだけでなく、より美しい着方が分かるようになりました。

月一回の教室を楽しみに、わが子の結婚式には、自分で留袖を着られることを目指して頑張っている私です。