初げいこ

2016年1月15日

皆さまご機嫌いかがですか。

新年の初げいこが12日にstartしました。お天気よく気持ちのいいひと時でした。

N・Mさんは、本結びを覚えたことにより帯結びのレパートリーが広がりつつあります。今日は京太鼓を結びました。堅苦しくない集まりやお出かけなどにピッタリです。

帯の材質によって、付け下げぐらいまで結べます。お太鼓の張り出し加減でいろいろな表情が出せます。お楽しみくださいね。

S・Sさんはおしゃれ着をきて帯結びをしました。前回お太鼓の仕組みをしっかりイメージして帰宅したことで今日は、見事に結べました。S・Sさんの喜びの声「背中でお太鼓が結べました。」と、とても感激していました。喜びが私たちにも伝わってきました。と同時に、私が着物教室に通い始めたころからのことが次々に思い起こされてきました。どうしたら先生の様な形のお太鼓がつくれるのかしらと穴のあくほど帯を見つめ、憧れていた先生に何度も聞いて何度も繰り返しお稽古したものです。私は、何しろ呑み込みが遅いほうで何かにつけて苦労していました。努力していかないと覚えられないし身に付かないタイプです。大きな声で言えませんが、長襦袢は満足に襟が抜けるようになるには、3年ぐらいかかっていました。日本文化きもの学院横浜校での授業のお蔭で長襦袢が着られるようになりました。着物教室は、装道着物教室に20代のころに受講して、日本文化きもの学院の孫弟子の先生の教室には、30代のころに通いました。更に、時代衣装を勉強していた先生の授業も受講いたしました。これからもっともっと学んでいきたいことだらけです。そして、皆さまに分りやすく伝えていきたいと思っています。

我が教室1番の自慢は、この長襦袢の着方にあります。S・Sさんは、数回のお稽古で、すでにしっかり襟が抜けていました。お見事。